2011年の東日本大震災。復興イベントとして立ち上がったワインヴァンヴィーノフクシマ。開催から2年は会場がビル内であったが、その反響から福島市などの要請により駅前をホコ天とした毎年2万人規模のワインイベントとなりました。当時はまだワインは敷居が高く、また、除染など大量の作業員がなだれ込んだ福島市の飲食店は居酒屋とワインを扱う洋食店とでは圧倒的な集客の差があり、ワインはデイリーでカジュアルなお酒である事を伝えたかった私は自分のイラストでアートワークを進める事にしました。毎年ゲストで呼ぶ外国人アーティストや老若男女にビジュアルは受け入れられ、福島市の大切なイベントとなった事はとても嬉しく思っています。